Obsidianに情報を集めて使いやすいデイリーノートにする
Obsidianのデイリーノートはどんな感じで作られていますか?
管理している内容はひとそれぞれで、自由度も高くデイリーノートは人によって結構違うんじゃないかなと思います。
そこで今回は僕が普段使っているデイリーノートのテンプ レートを紹介します。
Obsidianのデイリーノート
普段使っているデイリーノートは割とシンプルなものになっています。
今回は2024年7月1日のノートを例に紹介します。
デイリーノートに書いている項目は4つです。
- 前日、翌日へのノートリンク
- 当日の予定
- 当日、期限切れのタスク
- メモ
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> [!multi-column|center-fixed] > [[2024-06-30]] > > [[2024-07-02]] ## Events ```dataviewjs const pages = dv.pages('"Events"').where((p) => { return moment(p.date.ts).format('YYYY-MM-DD') === moment().format('YYYY-MM-DD') }) dv.table(['Title'], pages.map((p) => { return [p.file.link] })) ``` ## Actions ```dataviewjs const query = ` not done due on or before today ` dv.paragraph('```tasks\n' + query + '\n```') ``` ## Memos
前日、翌日へのノートリンク
デイリーノートはPeriodic Noteプラグインで管理しています。
テンプレートとしてTemplatorを使ってノートの作成時に当日の前後のデイリーノートへのリンクが生成されるようにしています。
実際のテンプレートはこんな感じ。
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> [[<% moment(tp.file.title, 'YYYY-MM-DD').subtract(1, 'days').format('YYYY-MM-DD') %>]] > > [[<% moment(tp.file.title, 'YYYY-MM-DD').add(1, 'days').format('YYYY-MM-DD') %>]]
当日の予定
予定をObsidianのノートで管理しているのでDataviewを使って当日の予定を表示するようにしています。
Google CalendarやiCloudで予定を管理したほうが便利なことも多いですが、Obsidianで予定を管理することでノート同士の連携はとてもやりやすいです。
予定の管理については「Obsidianだけで予定を管理することのメリット・デメリット」に書いているので合わせて見てみてください。
当日、期限切れのタスク
予定と同様にタスクについてもObsidianで管理しています。
当日か期限が切れていてアクションを起こさないといけないタスクをDataviewで表示しています。
タスクは1ノート1タスクの形式ではなく、チェックボックスだけの管理です。
「Obsidianでタスク管理をどうやってるか紹介」でどのようにObsidianでタスク管理しているのか書いています。
メモ
メモはそのままですがチェックボックス形式のリストで思いついたら何でもメモとして残しています。
書き方はバレットジャーナルのリスト形式をそのまま使っています。
「メモするだけで終わらないObsidian Thinoのデータ活用」で書いたようにThinoプラグインでメモを残していたのですが、現在はThinoは使わずにただチェックボックスを書くだけの形式にしています。
ただしThinoを介するかだけで書いている内容やバレットジャーナルの形式はそのままで変わっていません。
まとめ
デイリーノートはObsidianを使えば使うほどシンプルなものが良いな、というところに落ち着いています。
多くの情報をObsidianで管理することによってデイリーノートで予定、タスク、メモをまとめて見ることができるのはとても快適です。